イリザロフ法とは、一度骨を骨折させて、その骨が治りきらない内に少しずつ骨を延長させる治療法です。
そしてイリザロフ法では、骨折した部分をまず固定します。
また折れた骨を固定すると、折れた部分の隙間に血液成分などが流れこみ、これらの細胞が増殖して結合組織を作ります。
さらに結合組織は、主として軟骨の成分からできていますが、次第に骨膜や骨折部から分泌した骨芽細胞がしみ込み、硬い骨を作っていきます。
このようにイリザロフ法では、骨の折れた部分と骨膜から出てきた細胞が活発に働くため、折れた骨が繋がって骨が伸びるのです。
なお骨は、一番外側の骨膜という膜が骨の中に血液を送り込み、骨膜の内側の骨芽細胞が骨を作る働きを持っています。